シクラメンを育ていて休眠させる方法に失敗してしまい「翌年花が咲かなかった」と

残念な思いをされている方も多くいらっしゃると思います。


実は、検索をすると、間違った情報がたくさん出てきてしまい、

その通りにやってもしおれてしまったという経験をお持ちの方も多いですよね。


ゲキハナでは、正しい情報を発信して、よりよくシクラメンを育てていただこうと考えています。

この育て方をご参考にして、長く楽しんでいただければ嬉しいです！

―――――――――――――――――
シクラメンを休眠させて夏越しさせる方法
―――――――――――――――――

シクラメンの夏越しには

「休眠させる方法」と「休眠させない方法」２つの方法がありますが、

ここでは、花の開花は遅れますが、

株の生存率が高くなる、「休眠させる方法」を解説していきますね。

ポイントは水やりの間隔

シクラメンは花期が終わった後は終わりだと思い込んでしまう方がいますが、

実はそうではないんです。

シクラメンは「夏越し」と言われる休眠に成功すれれば、

翌年も花を咲かせることができるんですよ！

その為には、まずはシクラメンに、

翌年の開花に必要な体力をつけてもらうことが大切になってきます。


まず、一番大切なポイントは、

花期が終わったら徐々に水をあげる回数を減らしてあげること。


花が咲き終わった春の終わり、

(５月頃が目安です)になったら完全に水やりをストップさせるんです。


地上部に葉が残っていると、なんだかかわいそうで、水をあげたくなってしまいますが、

ここはぐっと我慢。。。

「土がカラカラに乾いても水は絶対に与えないように」するのがポイント！

この時、肥料も与えないようにするんです。


こうすることで、シクラメンの球根のような塊茎(かいけい)という部分に、

翌年、花を咲かせる為に必要な栄養やエネルギーが蓄えられていきます。

だから、怖がらずに水やりをストップさせてあげてください。

休眠が始まったかな？置き場所

水が切れると、葉が枯れてくるので、枯れた葉は全て摘んでしまって大丈夫♪

葉の数が急激に少なくなってきたらシクラメンの休眠が始まった合図です。

しっかりと観察しながら全ての葉が枯れるまで焦らずに待ってください。


全ての葉が完全に枯れたら風通しの良い明るい日陰に置いてあげます。


シクラメンは、暑さと過湿によっておこるムレにとても弱いので、

夏でも涼しい場所で管理してあげることが大切になってきます。

また、雨に当たらないように、軒下や屋根の下で管理します。



夏の終わりから秋の始め、(8月の下旬から9月頃が目安です)になると、

休眠していたシクラメンは、再び生長が始まります。

生長が始まったら、今度は水やりを少しずつ増やしてあげます。




休眠させることで、花が咲き始めるのが少し遅くなりますが、

焦らずにしっかり観察してあげながら水やりを続けていくことで

翌年も美しい花を咲かせてくれます。


シクラメンは夏の間の管理が少し難しいように感じますが、

翌年も花をつけてくれるように、よく観察しながらコツコツとお世話をしてあげると良いですよ！

最後に

お求めいただいたシクラメンの生産者さんによって

育て方が異なるため、ご家庭での管理の仕方も異なってきます。


信頼のできるお花屋さんから、シクラメンはご購入されることをお勧めします。

そして、お家の環境に合ったシクラメンに出会えると、

毎年長く楽しむことができるお花ですので、

お店の人とよくお話されることをお勧めします。

＊＊

もし！

お花の育て方で、分からないことや不安なことがあれば、お気軽にご連絡くださいね。

私たちゲキハナメンバーが、みなさまの困ったを一緒に解決いたします！

販売中のシクラメンはコチラ