お中元の季節ですね！

と、言っても私は、お中元を贈る世代でもなければ、お中元という言葉自体が、どこか、宙に浮いてしまっていて、親の世代のものだと思って過ごしてきた世代です。

子供の頃は夏になると、どこからともなく
お菓子や、贈り物がたくさん届くことを不思議に思いながらも、喜んでいた記憶があります。

夏が来ると、我が家に、お菓子や果物がやってくる！


＊　＊　＊　＊　＊


そんな私も、社会人になり、自分がお中元を
贈ったり、贈られたりするような立場になってみて初めて、

あの時の、お菓子達の意味は、いったい、なんだったのだろうかと、必死にお中元のマナーや、作法を調べたことがありました。




けれど、どうしても、「お中元」というと、堅苦しいイメージがつきまとってしまって、
感謝の気持ちを伝える品物は、何が相応しいのか、わからなくなってしまった経験があります。

デパートの贈答品売り場で、たくさんの品物に囲まれながら、
お中元という言葉に気をとられてしまい、
結局、悩み疲れて買えずに帰ってきた年もありました。


年齢が若い方や、世代によってはもらった方も、
堅苦しく感じてしまいがちだし、私が頂いた時も、正直、気持ちは嬉しいけれど、どうしたらいいのか、わからなくてとても悩みました。

でも、取り引き先の会社や、お世話になってる目上の方に、お中元を贈りたくないわけじゃないんです。
むしろ、社会人として、何かしたいし、贈りたい。感謝の気持ちも伝えたい。

けれど、立派なお熨斗をかけて
改まった堅苦しいご挨拶は、どこか自分らしくないとも、感じていたところもありました。

反対にもらう方にも、重苦しく感じて欲しくないと思ったんです。

もっと、親しみを込めて贈る方法はないかと思っていたら、ある時、デパートの店員さんが、こんなことを教えてくれたんです。



お中元を「暑中御見舞」や「残暑御見舞」のサマーギフトとして贈ってみると、
言葉が少し柔らかいイメージに変化して
贈る方も頂く方も、重苦しくなく、
相手に感謝の気持ちを伝えやすくなるし、品物に縛られなくなりますよ！



これなら、たしかに堅苦しくなく、贈れると思いました！


そこで、私は、自分の好きな有名店のお菓子を、暑いから、美味しいお菓子でも食べて一息ついて下さいね。
という意味も込めて、暑中御見舞として贈ってみたんです！


そうしたら、改まってお中元として贈るよりも、お互いに相手との、距離感が縮まったような気がして、
距離が縮まることで関係性が変わり、お仕事上のお付き合いの方や、お世話になっている目上の先輩とも美味しいお菓子がきっかけとなり、コミニュケーションが円滑になったんです！

何よりさりげない印象で、お中元を贈ったことが、相手にとって好印象だったようで、
わざわざ、電話をかけてきてくれて、
ありがとう！と、とっても喜んでもらえました！



そこで、ゲキハナから提案なんですが、


今年のお中元は、お世話になった方へ感謝の気持ちを込めて「植物」を贈ってみませんか？

お中元の時期は、お菓子やお酒などがたくさん届くので、目新しく感じない。というのが正直なところだと思います。

植物を、お中元に贈る場合は、涼を添えて贈ると良いとされているので、
お世話になった方へ、「感謝の気持ちに花を添える」と言う意味でもきっと、素敵な贈り物になりますよ＾＾


いつものお中元にちょっと変化をつけた
オシャレなお中元としてもおススメです！

お菓子やお酒もいいけれど、花や植物を贈るお中元もまた、日本人としての心の豊かさと、振舞いの美しさに、グッと心を掴まれるような心遣いがあります。


今年のお中元おススメアイテムは「ほおずき」。
ほおずきは、季節が進むに連れてうっすらと色づく姿がは風情があり夏を楽しむ、お中元、サマーギフトとしてもおススメです！