ゼラニウム(苗)の育て方 〜鉢の中でヨーロッパの街並みが満開に〜
「花がもっと好きになる」「花がもっと楽しくなる」
を販売しているゲキハナです。
本来ご購入いただいた方に向けてお送りしている
育て方のサポートメールを特別にお見せしますね!
ゲキハナの「ゼラニウム(苗)」をお買い求めいただき、
誠にありがとうございます。
ゼラニウムが作り出す憧れのヨーロッパの街並み。
あなたの家にも、すてきなヨーロッパの風が
吹き抜けることでしょう。
愛情をたっぷりと注いで、
モリモリとたくさん咲かせてくださいね!
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1.ゼラニウムが家に到着!
早速植え付けよう
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※プランターに植え込んであるものを購入された方は、
この章を飛ばしてくださいね。
ゼラニウムを大きく育てる秘訣は、
根っこを育てることです。
ゼラニウムは、
ちょっとしたポイントを抑えるだけで、
元気に大きく育てることができますよ!
*鉢えらび
根を育てるために、
届いたら大きな鉢に植え替えて
根っこを張りやすくしてあげましょう。
深さ20センチ以上の鉢を使うことで、
これから伸びる根っこのスペースも確保できるためおすすめです。
ヨーロッパの雰囲気が漂う鉢を使うと、
さらにお家を英国風に仕上げることができるでしょう。
*土えらび
そして、ゼラニウムは
水はけが良い土が大好き。
水はけが良くなると、健康状態も良好に。
観葉植物用の土などがおすすめです。
過湿に弱いゼラニウムは、水はけが悪くなると
蒸れてしまう場合があります。
最終的に根っこが溶けて枯れてしまうこともあるので
注意してくださいね。
*植え付けの間隔
3.5号の苗は、
65センチのプランターであれば6株、
8号鉢であれば5株、10号鉢であれば7株。
4号の苗は、
65センチのプランターであれば4株。
5号の苗は、
65センチのプランターであれば5株植えましょう。
*植え付けのポイント
さあ!さっそく植えつけ開始!
土の量は、鉢の中に満杯にせず、
鉢のふちから3センチくらい下がる位置までにしておきましょう。
この鉢植えから土まで高さ(3センチくらい)を
「ウォータースペース」と呼びます。
**ウォータースペースの作り方**
(1)---
まず、植える前に鉢の底3分の1くらい土を入れ、
そこへ苗をポットごと置きます。
高さを見てみて、足りなければ底に土を足していき、
「ウォータースペース」が3センチくらいになるよう
調整していってくださいね。
底に土を入れ終わったら、
(2)---
苗をポットから優しく抜き、
根鉢を少しだけ崩して、土の上へ。
苗と苗の空間に、隙間があるようなら、
スコップなどを使い、土を足していきましょう。
だいたい土を入れ終わったら、
(3)---
割り箸などで土の上から突っついて、
苗と苗のすき間にびっしりと土を入れ、
最後に、
お水をたっぷりあげれば完成!
ゼラニウムの水やりは、
葉にかからないよう「土に直接 水やりする」のもポイントですよ。
これでゼラニウムが大きくなるための準備が完了です。
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2.大きく育ちますように。
置き場所のポイント
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お日様が大好きで、過湿が嫌いなゼラニウム。
そのため南か東側の日当たりが良いお庭やベランダに
置いてあげましょう。
日差しが少ないと、元気が出ずに
葉っぱが黄色になったり、お花が少なくなってしまうのです。
また、
雨ざらしにならないように注意し、
根元から蒸れて、根っこが枯れてしまうのを防いでくださいね。
真夏と真冬は置き場所が変わるため、
5章を参考にしていただければと思います。
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3.元気になあれ!
水やりの方法
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水やりは、
土が乾いたらたっぷりと。
しかしあげすぎてしまうと、
根っこや下の葉っぱが腐ってしまう恐れがあります。
そのため「土が乾いてから」を守ってくださいね。
季節によって乾く速さが変わりますが、
冬場は乾きすぎが丁度いいなんてことも。
土の状態をよく観察しましょう。
*春・秋*
過ごしやすい10℃〜25℃の季節が
ゼラニウムにとっての成長期。
お水もどんどん吸って、伸び伸びと成長していくため、
土が乾いたのを確認して、鉢底から水が流れ出るくらい
お水を補給してあげてくださいね。
*夏*
最高気温が25℃以上になる暑い季節。
ゼラニウムもよくのどが渇き、
たくさんのお水を吸います。
その分、土が乾くのが速くなるため
1日2回あげるつもりでチェックしてください。
*冬*
最高気温が10℃を下回る寒い季節は、
なかなかお水を吸いません。
そのため、土の乾きも遅くなります。
1〜2週間に1度ほどの水やりが十分だと思います。
**
「土が乾いてからと言われても、よくわからない…。」
そんな方は、割り箸を使って判断しましょう!
たっぷりお水をあげてから数日後、
土が乾いたかな?と思ったら、土に乾いた割り箸を挿します。
10秒後、抜いてみて割り箸を見てください。
湿らずに土がついてこなかったら、
ゼラニウムがお水を吸ったという合図。
たっぷりと、お水をあげてくださいね。
土の表面が乾いているように見えたとしても、
土の中には水分がたっぷりと残っている場合もあるため、
ぜひこの方法を試してみてください。
「もっと簡単に分かる方法はないの?」
それなら、水分計がおすすめです。
パッと見ただけで、水やり時がわかるので、
多くの方にご利用いただき、好評を得ています。
これは簡単!
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4.さらにたくさんのお花を咲かせるために。
肥料をあげましょう!
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「さらにたくさんのゼラニウムを楽しみたい!」
こう感じている方へは、
肥料をあげることをおすすめします。
1)月に1度、固形肥料をあげ、
お花が咲いている時期には、
2)液体肥料入りのお水をあげてみてください。
これを行うだけで、モリモリとお花を咲かせ、
あなたを楽しませてくれますよ。
ひとつ注意したいのが、
成長期の10℃〜25℃の季節にだけ
肥料をあげるということ。
それ以外にあげてしまうと、
かえって毒になるので、気を付けてくださいね。
成長期ではないと、
ゼラニウムはあまり栄養を必要としていないのです。
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5.夏越しと冬越しはどう行う?
ゼラニウムを元気に保つ方法
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*夏越し*
暑すぎるのが苦手なゼラニウム。
30℃以上になると要注意です。
真夏に日差しに当たると
お花が咲かなくなってしまうことがあるので、
軒下など、日陰に移動させてあげましょう。
そして風通しの良い場所に置くのも、ポイントです。
「葉っぱが白っぽくなっていない?」と感じた方。
これはゼラニウムが暑がっている合図で、
自然なことのため、安心してくださいね。
*冬越し*
ゼラニウムは、
霜が当たるとダメになってしまいます。
軒下の霜が当たらない場所へと避難させてくださいね。
冬でも、日当たりが良く、環境が揃うことによって
お花を咲かせてくれることもあるのです。
関東で言うと、2月頃にあたる厳寒期。
この時期には、葉っぱが赤く紅葉してきます。
枯れたり、病気ではなく、
自然な現象のため焦らず見守ってあげましょう。
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5.いつまでもきれいな葉っぱを。
お手入れの方法
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お花だけではなく、葉っぱもきれいに保つためには、
お手入れが必要になってきます。
梅雨などの季節でゼラニウムが雨に当たり、
花びらが散り始めた枝は、枝ごと摘んでください。
もし蕾が残っていても、
思い切って摘んでしまうのが重要です。
なぜなら、
散ってしまった花びらが
葉っぱの上に落ちた状態で雨に当たると、
葉っぱが蒸れたり変色する可能性があるためです。
葉っぱをきれいに保つだけでなく、
次に新しいお花を咲かせるためのポイントにもなるため、
「かわいそう…。」と思っても、茎ごと摘んであげましょう。
あなたの家に、ヨーロッパの街並みを届けてくれるゼラニウム。
今までよりも生活がちょっとリッチに、
華やかになること間違いなし。
さらにお気に入りの鉢を使うことで、
お世話が楽しくなり、毎日ワクワクしながら過ごせるはず。
たくさん可愛がってあげてくださいね。
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もし!
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私たちゲキハナメンバーが、みなさまの困ったを一緒に解決いたします!
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